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子どもの習い事に
フラッグフットボールはどう?
【保護者向け】2026.08.06 更新|FLAG START編集部
3行でわかる
- タックルは禁止・防具不要。ただし転倒や接触の可能性はゼロではない
- クラブに払う費用は月2,000〜5,000円が中心。用具は1万円以下で、体験はレンタルで手ぶらOKが多い
- 小学生が中心。幼児から入れるチームもあり、開始年齢はチームによって異なる
① 安全性:タックルは禁止。転倒や接触の可能性はある
② 費用:クラブに払う費用と、用具の費用
③ 何歳から:小学生が中心、幼児クラスもある
④ 身につく力
⑤ スクールの選び方
「小学校の体育でやってきたみたいで、続けたいと言っている」——そんな相談が増えています。実は日本では、小学校の約3分の1にあたる約6,700校が体育の授業でフラッグフットボールを実施しています(日本フラッグフットボール協会発表)。
さらに2028年のロサンゼルスオリンピックで正式競技になったこともあり、地域のスクールに関心が集まっています。この記事では、保護者の方が気になる点を順に整理します。
① 安全性:タックルは禁止。転倒や接触の可能性はある
フラッグフットボールは、アメリカンフットボールからタックルを取り除いた競技です。守備は相手の体に触れる代わりに、腰につけた「フラッグ」を取ることで、その1回の攻撃(プレー)を止めます。
- タックル・ブロックなど体への強い接触はルールで禁止(反則になります)
- 走って方向転換する競技なので、転倒や接触の可能性はゼロではありません
- 男女が同じフィールドでプレーできる競技として設計されている
② 費用:月2,000〜5,000円が中心
FLAG STARTが掲載している全国のクラブから、公開されている費用を集計すると次のようになります。他のスポーツの習い事と比べて、負担は軽めです。
クラブに払う費用(毎月または毎年)
※2026年8月時点で各クラブが公開している情報。別途ユニフォーム代・保険料・入会金がかかる場合があります。
| 形態 | 相場 | 実例(公開されている料金) |
|---|---|---|
| 月謝制 | 月2,000〜5,000円 | 月2,000円(蔵前チーターズ・ワセダクラブ)/月2,500円(江戸川ダブス)/月4,400〜4,950円(RISE各クラブ) |
| 年会費制 | 年3,000〜18,000円 | 年3,000円+保険(静岡RAIDERKIDS)/年5,000円(柏レインボウズ)/年7,000円(FFFCキディ)/年11,000円(東大Jr.WARRIORS) |
| 実質無料 | — | 入会金なし・月謝も基本なし(牧野が池ラーテルズ)/月謝・入会金無料(金沢ワイセンベルク) |
用具の費用(最初の1回だけ。体験はレンタルで手ぶらOKのクラブが多い)
| フラッグベルト | 2,000円前後 |
|---|---|
| ボール | 3,000〜7,000円 |
| 合計の目安 | 1万円以下。最初はレンタルで十分 |
③ 何歳から始められる?
小学生が中心です。FLAG STARTのデータベース(全136チーム)で実際に数えると、幼児から入れるチームは37件あり、受け入れ開始年齢は年少(3歳)〜年長とチームによって異なります。
中学生が入れるチームは26件。接触プレーが禁止されているぶん、低年齢から始めやすい競技です。
ルールがシンプル(ボールを持っている人のフラッグを取ると、そのプレーが止まる)なので、低学年でもすぐに試合ができるのが利点です。子ども向けチームの全国一覧では、都道府県ごとに絞り込めます。
④ どんな力が身につくか
フラッグフットボールは「作戦のスポーツ」と言われます。1プレーごとに全員で作戦を決め、それを実行します。
- 考える力——プレーの前に必ず「どう攻めるか」を話し合う
- 役割を果たす経験——5人それぞれに違う役割があり、全員に出番がある
- 体力・敏捷性——短距離ダッシュと方向転換の連続
この短いサイクルが1試合で何十回も繰り返されるので、「考えてから動く」習慣が自然につきます。学習指導要領で小学校体育の例示として採用されている背景にも、この教育的な側面があります。
1チーム5人なので、投げる・捕る・おとりになる・フラッグを取る、と一人ひとりに出番が回ってきます。運動が得意でなくても「作戦を考える」「おとりで守備を引きつける」など、足の速さ以外の活躍の仕方がある競技です。
⑤ スクールの選び方 3つのポイント
- 通える場所を探す——週1回・土日開催が主流。続けられる距離かどうかを先に確認します
- 体験で、子どもが楽しめるかを見る——ほとんどのスクールが無料体験を実施しています
- 指導者の声のかけ方を見る——体験時に、子どもへの接し方を見てみてください
体験の段階ではレンタルがあるスクールがほとんどです。「続ける」と決めてから、フラッグベルト(2,000円前後)とボールを買えば十分です。
他の習い事との違い
| フラッグフットボール | サッカー・野球など | |
|---|---|---|
| 接触 | なし | 競技による |
| 用具 | 1万円以下 | グローブ・スパイク等で数万円 |
| 男女 | 同じチームでプレー可 | 分かれることが多い |
| 出番 | 5人制で全員に見せ場 | 控えになることがある |
| 競技人口 | まだ少ない(約3,000人) | 多い |
始める子のほとんどが未経験からのスタートなので、後から入っても差がつきにくい。すでに何年もやっている子ばかりの中に入る、という状況になりにくい競技です。
よくある不安に答えます
運動が苦手でも大丈夫?
大丈夫です。足の速さより「作戦を考える」「相手を惑わす」ほうが効く場面が多い競技です。囮の役割が上手い子、空いた場所を見つけられる子が活躍します。
女の子でもできる?
できます。接触プレーがないため男女が同じチームでプレーするクラブが多く、女子だけのチームもあります。米国では高校女子の競技者が68,847人(2024-25年度・前年比+60%)と急増しており、女子スポーツとして伸びている競技です。
親の当番はある?
当番の有無はクラブによります。「お茶当番なし」を明記しているクラブもあります(例:湘南シーブリーズ)。見学時に確認してください。
当番とは別に、希望すれば保護者が一緒に練習に参加できるクラブもあります(例:練馬リトル・ブロンコス)。こちらは任意です。
続くか分からない
ほとんどのクラブが無料体験を用意しています。用具も貸してもらえることが多いので、動きやすい服と運動靴だけで試せます。買うのは続けると決めてからで間に合います。
近くのスクールを探す
FLAG STARTでは、全国のチーム・スクールを地域と対象年齢で検索できます。「体験OK」「初心者歓迎」で絞り込むこともできます。
子ども向けスクールを探す
子ども向け一覧を見る(都道府県で絞り込み)出典:日本フラッグフットボール協会(授業実施校数・協会発表)/笹川スポーツ財団(国内競技人口)/NFHS 全米州高校協会連合(2024-25年度・高校女子競技者数)/文部科学省 学習指導要領/各クラブ公式サイト(料金)。費用はスクールにより異なるため、正確な金額は各スクールへお問い合わせください。情報は2026年8月6日時点のものです。