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体育の授業で
フラッグフットボールを
やることになったら
【授業ガイド】2026.08.26 公開|FLAG START編集部
① 授業前に知っておけば十分な、最低限のルール
② 足が速くなくても活躍できる理由(ここが他の球技と違います)
③ 覚えておくとちょっと得する用語
④ 授業で好きになったら、どこで続けられるか
まず、心配しなくて大丈夫です
「フラッグフットボール? 聞いたことない…」という人がほとんどです。でも安心してください。この競技はタックル禁止・防具なし・体格差が効きにくい、体育の授業のために選ばれたような競技です。実際、全国の小学校の約3分の1(約6,700校)が授業でやっています。あなたの学校だけが特別なわけではありません。
ルールはこれだけ知っていればOK
授業初日は、本当にこれだけで大丈夫です。
- 攻撃:パスをキャッチしたり、ボールを持って走ったりして前に進む。一番奥のゾーン(エンドゾーン)に持ち込めばタッチダウン
- 守備:ボールを持っている人のフラッグを取る。体をつかむ・押すのは反則
- 1プレーごとに作戦タイム:ここがこの競技の心臓部。全員で「次はこう動こう」と決めてからプレーが始まります
正式なルール(5人制・得点など)を知りたい人はフラッグフットボールとはへ。授業では学年に合わせて易しくアレンジされているので、細部が違っても気にしなくてOKです。
足が速くなくても活躍できる、本当の理由
他の球技と決定的に違うのは、「ボールを持たない人」が勝敗を決めることです。
- おとり役——ボールを持っているふりをして走ると、守備が釣られます。おとりが上手いチームは強い
- 作戦係——1プレーごとに作戦を決めるので、「考えて伝えるのが得意な子」がチームの頭脳になれます
- ハドル(円陣)での一言——「次、私がおとりになるから○○さんが走って」と言えたら、それはもうエースの仕事です
だから体育の先生はこの競技を選びます。足の速い子だけが目立つ球技ではないからです。
覚えておくと得する用語 5つ
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| タッチダウン | エンドゾーンにボールを持ち込む得点。正式ルールでは6点 |
| ハドル | プレー前の作戦会議の円陣。この競技の一番の特徴 |
| QB(クォーターバック) | パスを投げる司令塔役 |
| ラン/パス | 走って進むか、投げて進むか。作戦の基本の選択肢 |
| フラッグガード | 自分のフラッグを手で守る反則。とっさにやりがちなので注意 |
ちなみに:オリンピック競技です
授業でやるこの競技、実は2028年ロサンゼルスオリンピックの正式競技です。2026年8月の世界選手権では日本代表の男子が16チーム中6位、女子が10位。授業で出会った競技の「その先」が、ちゃんとあります。→ オリンピックに出るには
授業の前に、こっそりうまくなる3つの練習
授業までに少しだけ自信をつけたい人へ。家の前や公園でできるものを3つ選びました。
2人 8分 ダイヤモンドキャッチ基礎
- 両手の親指と人差し指で菱形(ダイヤモンド)をつくる
- 3mの近距離で、胸より上のボールをすべてこの手形で20球捕る
- 胸より下は小指同士をつけた「すくう形」で20球
- 慣れたら距離を5mへ
1人〜 8分 コーンカット
- コーンを5m間隔でジグザグに5個置く
- 外側の足で地面を蹴って切り返しながら走り抜ける
- 3往復×2セット
- 慣れたらタイムを計る
2人〜 8分 リアクションスプリント
- うつ伏せ・長座・後ろ向きなど不利な姿勢からスタート
- 合図で起き上がり10m全力
- 姿勢を変えて計6本
- 2人で競争にすると質が上がる
もっとやりたくなったら練習ドリル辞典(全30本)へ。
授業で好きになったら
「授業でやって楽しかった」——実はそこからが、この競技のいちばんもったいないところです。続けられる場所が知られていないため、多くの子が授業だけで終わってしまいます。
全国には子どもが入れるチーム・スクールが80件以上あり、月謝は2,000円台が中心。体験は動きやすい服と運動靴だけで参加できます。
近くで続けられる場所を探す
子ども向けチーム全国一覧東京の小学生はこちら
東京で小学生が習うには授業で作戦を考える番になったら、作戦集(8つ・図解つき)が使えます。
出典:小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 体育編(ゴール型の例示として記載)、スポーツ庁「小学校体育(運動領域)指導の手引」、日本フラッグフットボール協会発表(授業実施校数 約6,700校)、IFAF公式ルール2023(正式な得点・人数)。授業でのルールは学校・学年により易しくアレンジされます。2026年8月26日時点。